名門北都中学

2009年07月26日 - 現在のコメント 0件 

sya.JPG1964年に入学して、早45年が経ちました。

入学当時は2年生、3年生がとても体格がよく怖そうに見えました。そのころの北都中は旭川でも有名なワルの多い学校で、しょっちゅう喧嘩や抗争が絶えませんでした。そのワルどもを更生させる先生たちも名うての猛者連で、今では考えられないほどの鉄拳制裁が日常茶飯事でした。

運良く?私の担任は数学の宮村先生といって、北都のなかでも飛びぬけてハードなパワーと声のでかい先生で不良グループから最も恐ろしがられた人でした。そのため、1年、2年の間は肉体的危機感を持ったことはありませんでした。

しかし、もともとがワルガキ、親分肌で幼少期を過ごしてきた自分におとなしくしている時間などはあるはずがありません。1年のときはさすがに肉体的ハンディキャップを背負っていたのでおとなしくしていましたが、2年からは身長も体重も増えましたので、えらそうにしている番長や不良グループにあえて抗戦的態度で向かっていきました。ボクシングがもともと好きだったので、彼らとは1対1のベアーナックルといって、素手でボクシング(喧嘩)を何回となくしました。このやり方で勝つ要領がわかっていたので、当時の番長よりも強いと言われていました。

 

自分たちの時代は番長という人がいて、彼らは確かにいろんな悪さをするのですが、自分たちの学校の生徒は必ずと言っていいくらい守るために、学校側も必要悪としてその存在を認めていました。北都の生徒がカツアゲにあったといって、他の中学にオトシマエを付けに行ったことを何回も聞きました。ですから、校内でのイジメや暴行などはあまり聞いたことがなく、もしあったとしても、そのお返しは生半可なものではないことは生徒がみんな知っていましたので、結構規律が守られていたように感じます。

 

最近の陰湿やイジメや弱い生徒を殴る教師の話題が後を絶たないのは、絶対的な力を持ったリーダーがいなくなってきていることに原因のひとつがあるように思えます。旭川で中学、高校の番長さんは果たしてどのくらいいるのか、とても興味があります。  


爵位

2009年07月25日 - 現在のコメント 0件 

英国人ゴルファー、ニック・ファルドがエリザベス女王誕生日記念の叙勲でナイト(騎士)の爵位を贈られました。受賞理由は1996年から続けているジュニア育成などの地道な活動が認められてのことです。

ファルドは全英オープン選手権、マスターズ・トーナメントをそれぞれ3度制し、ヨーロッパやアメリカツアーで47勝。世界ランキングでも通算97週、首位を保持しました。2008年はライダーカップでヨーロッパチームのキャプテンも務め、世界的にも最も成功したゴルフプロの一人です。

爵位の授与の決め手となったのは、「ファルドシリーズ」への評価でした。将来プロのレベルでのゴルフを目指す11歳から21歳までの男女に「より多くのチャンスを与えたい」との願いから、ヨーロッパをはじめアジアなどで年間50近い競技会を実施しています。その活動は既に14年にもなります。

ツアープロ稼業に加え、コース設計も手がけるなど多忙な彼ですが、競技視察のため可能な限り現場に飛びます。若者達にレッスンをし、幼児と一緒になって軟らかいゴルフボールで遊び、ゴルフの楽しさを教えます。「イギリスばかりか、世界各地でゴルフを普及させ、社会に貢献したい」が昔からの持論でした。

今季は7月16日から開催した全英オープンにも出場しましたが、ナイトの称号「サー」の使用が許され、「サー・ニック・ファルド」と表記されました。ちなみにイギリスのプロゴルフ界で爵位を与えられたのは、1987年に亡くなったヘンリー・コットンがいます。

 

ナイトとは中世の王室騎士団制度に由来しています。主に文化・学術・芸能・スポーツ面で著しい功績があった者に対し、首相の助言によって、女王が授与する栄典です。

日本での爵位制度は明治17年(1884年)に公卿・諸侯と国家功労者の家の戸主に「公・候・伯・子・男」の五爵を授けることから始まりましたが、昭和22年(1947年)日本国憲法の施行とともに廃止になりました。代わって、1977年福田赳夫首相のときから内閣の人気取り政策と批判のうちに国民栄誉賞というのが制定され、第1回受賞者としてプロ野球の王貞治氏に贈られています。

イギリスでは「ナイト」に対する国民の尊敬レベルは日本とは比較にならないほど高いものがあります。女王陛下が選んだ人という国民共通の意識がそこにあり、彼等も単にその道の成功者というのだけではなく、徳をもって、世の中に徳を還元する人たちばかりです。

ちなみに、過去の受賞者はハワード・ストリンガー(ソニー本社社長)、ショーン・コネリー(俳優)、ナイジェル・マンセル(F1ドライバー)、デビット・ベッカム(サッカー選手)、ポール・マッカートニー(ミュージシャン)、エリザベス・テイラー(女優)、シャーリー・バッシー(歌手)   海外の受賞者としてはビル・ゲイツ(実業家)、スティーブン・スピルバーグ(映画監督)、ジョージ・H・W・ブッシュ(元大統領)、カルロス・ゴーン(日産自動車CEO),ペレ(サッカー選手)などがいて、日本からは豊田章一郎(トヨタ自動車会長)、松下正治(松下電器産業会長)、内田光子(ピアニスト)、そして三宅一生(ファッションデザイナー)などの諸氏がいます。

尚、女性の呼び名はサーではなく、ディムと言います。

野球のイチロー選手は過去2回にわたり国民栄誉賞を辞退していますが、もし爵位を与えられるならば同じように辞退するでしょうか?だれからも尊敬と憧れで迎えられるような、首相がアドバイスして天皇が授与するということになれば、賞の重さや権威が増すだろうと思います。

また、ゴルフ界からも実業界からも幅広く選考の枠を持ってもらえればと願うしだいです。

文化と歴史の違いで無理かとは思いますが・・・・・・・


シンプル族

2009年07月24日 - 現在のコメント 0件 

若い人を中心に「シンプル族」という新しい購買者層が増えているそうです。彼らの特徴は物をあまり 1.gif消費せず、ためません。手仕事を重んじて、便利なものに頼らず従来の生活を大事にするといった傾向があるというのです。昔から「シンプル族」のような嗜好を持った人はいたそうですが、エコやシンプルライフといった考え方が浸透したことで、彼らは確実に増え続けてきました。

 

さらにリーマンショック以降は、経済的な理由からシンプル族的な価値観を持つ人達が急増しているのも確かです。彼らが消費に与える影響は既に無視できないものになりつつあります。しかし、シンプル族の増加は企業にとっては脅威以外のなにものではない現象です。彼らが増えることで、次々とっ新製品を出し、買い替えを促してつり上げを確保するといった、従来の販売方法が通用しなくなってしまいます。事実、百貨店の売り上げは減少しています。その一方で長く使っても飽きない、シンプルなデザインの無印良品やユニクロは売り上げを伸ばしています。

消費の潮流は確実に変わってきています。従来の企業の論理で浪費を促すだけでは、モノは売れなくなっていくでしょう。飽きのこないデザインで、長く使える物だけが、これからの時代には求められていくかもしれません。

 

目に見える物から目に見えないモノへの商品価値が益々高くなってきています。

その価値を作っていくのは、企業や媒体ではなく、真心や誠意をもった人だけが出来ることです。お客様にとって、いい、わるい、をはっきり提案できる人がもっともっと必要とされる時代になってきています。

 


皆既日食

2009年07月23日 - 現在のコメント 0件 

日本で見られる皆既日食は46年ぶりだそうで、今年は鹿児島・屋久島から奄美大島にかけてが黒い太陽のメインステージと早くからマスコミが騒ぎ立てて、女優の"沢尻エリカ様"もご覧になると大々的に報道しています。このショーは日本各地でも見ることができますが、残念ながら北海道では低気圧の接近でほぼあきらめの境地ですが、とても悔しいとは全く思いません。

ガリレオ・ガリレイの天体観測から400年を経ての今回の天体ショーは奄美大島の宝島というところに人気のスポットが当たっています。私から見れば1.なんでトイレも風呂にもは入れないテントを持参してまで、2.7月の30度を超える猛暑に、3.ハブの出てくる危険を顧みずに、4.直に太陽を見るわけですから失明の危険もあるのに、  わざわざ出かけて行くのか理解に苦しみます。

ただ都会では海抜270mからの展望_六本木ヒルズの森タワー屋上では1800円払って先着25名に「東京上空を吹き抜ける風を感じながら日食に染まる都心を楽しんでください」という企画があるほどの商魂を見せています。

こういったニュースが賑わいを見せるということは、経済不況、将来不安といったマスコミが煽り立てる見出しとは一種違った取り上げ方だなあと感じざるを得ません。こういう状況下だからこそ、楽しく夢のある世界をいち早く国民に知らしめたい善意なのでしょう。

実は来年も皆既日食はあるのですが、舞台は南太平洋のイースター島です。日本で再び観られるのは2035年で茨城県の水戸市あたりが皆既帯に当たりますので、26年後まで長生きして是非この話題に参加したいと思います。


祭りのあと

2009年07月22日 - 現在のコメント 0件 

お祭り騒ぎといって祭りの最中ほど楽しいものはありません。しかし、過ぎ去った後の寂しさはとても物悲しくなるもので、次のターゲットが見つかるまではセンチメンタルになるものです。

「祭りのあと」という楽曲が3つもあります。吉田拓郎が1972年に、桑田佳祐が1994年に、そして2006年にBase Ball Bearが発表したものです。

拓郎の曲は岡本おさみが書いたもので、祭りのあとの淋しさがいやでもやってくるのなら、たとえば女で紛らわしたり、死んだ女や男にくれてやる。怨んだり、憎んだりしないで酒でも飲んで忘れてしまおう、といったとても暗く、ネガティブな感情がでています。

 

ira.GIF桑田の曲は女性に振られた男の精一杯の強がりの詩です。情けない男で御免。愚にもつかない俺だけど好きな女にほれて、恋も涙も純情も生きるためには捨ててしまおう。フラれてもくじけちゃ駄目だよ、こんなしがない世の中で振り向くたびにもう若くはないんだけれど、野暮でイタない人生を照れることなく語ってしまおう。悪さしながら男なら粋で優しい馬鹿でいろ。悲しみの果てにおぼえた歌、胸に残る祭りのあとで花火は燃え尽きた。眠れない街に愛する女性がいる。お前だけが死ぬほど好きさ。秋風の影がしのびよる、終わらない夏にだれかとめぐり逢う。夢の中で彷徨いながら涙も枯れ果てた。とフラれてもフラれても前向きな姿勢のイタリアオヤジの陽気さ。

Base Ball Bear の曲はサウンドは軽くてメロディーラインはイマイチな感想ですが、詩に関してはとても夢を感じる若者の祭り感覚を受けました。都市の真上ではほとんどが夜、手のひらにいっぱいの花びらを舞い上げたい。素敵な絆は涙になる。彼女は常識をくつがえし、月明かり浴びて電気みたいな風が気持ちいい。お祭りのあとの あとのお祭り永遠か?夏の終わりのあとのやや肌寒い夜のあとさき。初めて傷つくなら君がいい、空気・・・気持ち悪い。   こんな情緒の歌詞は聞いたことがないほど若々しく、我々との感性に大きな溝があるようなショックを受けました。

 

さて、今日は上川神社祭も終わりまさに「祭りのあと」なのですが、もう一つ丸井今井デパート旭川店が20日をもって営業を終了してしまいました。道北経済は丸井とともに繁栄してきて、お客様から「丸井サン」とまで言っていただけて、こんな呼び名は日本中どこの店もないとおもわれます。経済状況の悪化もさることながら、経営陣をはじめとする従業員の傲慢と慢心が招いた責任はとても重く大きいものです。閉店セールに詰め掛けた消費者の皆さんはこんなに沢山の人が来てくれるのなら潰れることもないのにと口々に言います。でも最悪のシナリオになったのには原因があります。ユニクロは今期も最高の増収増益をあげています。ツルハもアークスも同じです。百貨店だけが不況業種なのでしょうか?ヒントは色々なところに隠されていますが、とくに「独占は衰退の始まりである」という格言を忘れたくないものです。

 

「祭りのあと」が「宴のはじまり」の準備に入るための未来への第一歩と思えるような区切りにしたいものです。